労働組合

労働組合役員の名刺は顔写真入りにしてみよう

これまでたくさんの方にお会いし、名刺交換してきましたが、本音としてほとんど方の顔は覚えていないです。しかし確実に覚えているのは「顔写真入りの名刺」を頂いた方です。

もう何年も前に数回会っただけの方でも、名刺の顔写真を見るだけで、その方とどんな会話をしたとか、結構思い出されます。

この記事の結論は記事の題名の通り、「顔写真入りの名刺がおすすめ」という事なんですが、そのメリットとデメリットをお伝えしていきます。

顔写真入り名刺のデメリット

デメリットは余り無いのですが、作成に係る費用負担が増える、それぐらいです。どれほどの枚数を印刷するかで費用が異なりますが、そこは以下に注意が必要です。

どの役職までの組合役員を顔写真入りにするか

つまり、執行委員長のみにするか、書記長も含めるか、執行部みなにするか。そこでうまく調整する事ができます。

ちなみに個人的な印象では「接客商売系」の会社の労働組合役員は、顔写真入りが多いように思います。具体名は伏せますが、大手小売チェーンや、テーマパークの労組の組合役員は、三役ではなくても顔写真入りの名刺の場合が多いです。

さすがに執行部全員の名刺を顔写真入りにすると、組合規模によっては費用負担が大きくなるかもしれませんが、どれほどの負担増になるか比較してみてください。

労組役員なら顔写真入り名刺でメリット大

特に大きな組織程、組合員が委員長の名前も顔を知らない、なんてケースはよくある事です。人間、1度見たり会ったりした人の名前なんか、すぐ忘れてしまいます。

名刺があっても、名前だけだとイメージすら湧いてこないものです。

顔写真入りで視覚的に覚えてもらう

組合活動をしていれば政治家の方と接する場面も多いと思いますが、それはもう名刺という名の「顔と名前アピールカード」を貰うはずです。名前と顔、これを覚えてもらう事こそがまずは政治活動の第一歩です。

それと同じとは言わないものの、組合員が組合執行部の存在を遠くに感じてしまう事は、間接的に執行部への評価・満足度を下げる、大きな要因となり得ます。いくら広報誌などで「誰が何をした」と伝えても、その人物像がイメージできないと、その行動さえイメージしづらいのです。無関心を招きます。

・組合員に顔を覚えてもらいやすい
・他労組の方などに顔を覚えてもらいやすい

・・いわゆる普通サイズの名刺ではなく、細長かったり、まるかったり?それはおすすめしません。印象には残りますが、受け取った相手が保管しづらく、またフォーマルな場では使用しづらいからです。

まとめ

歴史のある労組ほど、これまでのやり方や方法を変えられず、踏襲してしまうもの。労働環境や社会を変えようとする努力はしても、名刺ひとつ変えられないような労組の在り方は時代遅れです。

今は情報発信は積極的に行っていかなくてはだめです。名刺に顔写真だなんて、アナログな方法ですが、インターネットでの情報発信やSNSでの情報発信よりも簡単に行う事ができ、かつ、有効性が高い手段です。

まずはあなたのすぐそばにいる人。組合員であったり、企業内労組であれば会社役員、他労組の方に「名前を覚えてもらう工夫」を始めてみませんか?まずは執行委員長だけでもトライしてみましょう。

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